第二章 俗に言う、前途多難かよ!

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その翌日 元来、俺という性質はとてもじゃないが、良いものではない むしろ、かなり悪い 時には、それは俺自身にも向く 何故ここまで言うのか 「………………は?属性…無し?」 「お、い…魔力量も0にだぞ…」 唖然とする周囲に対して俺は一人、あ、という声をもらした や…………やってもぅたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! /(;◎Д◎)\ 心で叫び、頭の中はパニックの上にどんちゃん騒ぎになっている こうなった原因は分かっている それを順番に説明しよう 知っての通り、俺、紫苑は神龍だ 神の龍ではなく、“神と同等なる龍”の意味を持ち、世界そのものだ 人間から神龍となる時、唯一神・ユイの力もあって神龍の肉体に宿る仮の魂でありながら、能力を発揮できていた しかし10年前をきっかけに肉体を自分のものにしていたらしく、俺は神龍ベルギラスドラゴンとして覚醒していた しかも覚醒したのが発覚したのが、この世界グランドルの神であるベル達に会いに行った時だから驚いた あの時は単に対価とかで本調子じゃないって思い込んでたからなぁ まさかWWW念の為に受けた身体調査で自分の体がそんな事になってたなんてねWWW まぁ、検索がいなかったから自分で気付くのは無理だったけどWWW 肉体と魂が完全に結合してるー!あり得ません!ってモルティアが騒いでたしWWW 俺としては今まで不完全な状態だった事にビックリだよ 俺って危ない橋、渡ってたのねぇ
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