第四章:9月23日

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第四章:9月23日

≪私としたことがなんて間違えをしていたんだ。でも良かった。まだ充分に間に合う。報復するの準備に躍起になっていたせいで、今回も失敗するところだった。多少不恰好になってしまうかもしれないけれど、これなら大丈夫。他にもいろいろと確認しておかないといけない。≫ ――その日、僕は学校を休んだ。具合は悪くはない。春人たちに迷惑をかけるのもいけないし、家にいた方が出歩くよりは安全だ。いや、そう考えるのもおかしいのかもしれない。 両親には風邪っぽいから休むとだけ言うと、仮病が丸わかりにも関わらずに、許可してくれた。
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