第1章

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29歳くらいならてっきり結婚とかしてて、もしかしたら子供もいるかもとか思ってたけど。 「独りぼっち……。」 それが後悔していることに関係あるなら私本当にヤバいじゃん!夏実のことでもう後悔した。 だからあと2つだけは絶対に守る! 優花は忘れないように毎日未来からのメールを開いた。 「なんか最近よく携帯見てるねー?彼氏でも出来た?」 「え!?出来てないよ。て言うか出来てたら夏実に話してるよ。」 「それもそうだね(笑)」 あれから私は約束を守った。 自分の気持ちを素直に夏実に伝えた。 無神経な話をしてしまったこと、話を聞いてあげられなかったこと。 夏実は言った。 「優花が謝ることじゃないよ。私の性格の問題。でも……ありがとう。」 これからはメールの約束を守る!そう思った。 「なんだよ。大村彼氏出来たのか?」 「!?なんだー山下かー。あんたに関係ないでしょ!」 「まあ、大村は一生独りだろうなーその性格じゃ。」 「はあ!?うるさい!山下に言われたくないし!」
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