10人が本棚に入れています
本棚に追加
優花はそのままベッドへと倒れ込んだ。
「……もしこれが本当に、本当に未来からのメールだとして、未来の私がどうにかして欲しくて送ってきたなら……もっと具体的なアドバイス送ってよ!
分かんないよ!
もっとこう何が起きるからどうしろとかさー。」
とは言ってもメールはこの一通だけだ。
「夏実が言えないこと……。」
次の日
「おはよう、優花。」
「あ、おはよう。夏実。」
あーメールのせいで夏実のことが気になってうまく話せないよ。
「どうかした?」
「ん?ううん。何でもないよ。」
いつも通りの夏実、だよねぇ?
せめていつ何が起きるとか教えてくれたらなー私。
「なんかあったの?なんか変。」
「えっ!?別にいつもと同じだよ?」
最初のコメントを投稿しよう!