闇夜

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     あれから、三年が過ぎて  私も、大学に通っている。  大学合格した時、北斗兄さんから、 「おめでとう、大学頑張れよ!」 「ありがとう♪」 「あのな、  兄貴である俺なんだが、  お前のこと、初めて会った時から  好きだった・・・  これからの人生、  一緒に生きてくれないか?」   『えー!!  付き合うとか無しに、  結婚ですかぁ?』  余りの驚きに、半開きになった口に  軽い口づけがされた。 「はい?」  あれ?なんか兄さんが微笑んでる、 「よかったぁ、大丈夫か心配で  眠れなかったんだ」  ほっとした、表情の兄さんは 「じゃあ、今から兄さんじゃなくて、  北斗って読んでくれないか?」 『えっ!  待って、何があった?』  頭の中がパニックになって  倒れてしまった。
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