古典

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「どうした?」 ん?見すぎたか? 「いや、別に」 「えー、気になるじゃん。教えてよ」 うーん、正直にかっこいいなと思って見てました。って言うか?いや、なんか癪に障るな。 ああ、そうだ、1つ気になっていたことがあったんだ。 「あのさ、お前なんでこんなに早い時間に学校に来てんの?」 「奏叶の方が早いじゃん、奏叶こそなんでこんなに早く来んの?」 ……質問に質問で返しやがった。 「静かに登校したいから。で?お前は?」 「ああ、奏叶あまりうるさいのは苦手だもんね。 俺はね、早く来ると良い事があるからだよ。」 良い事? 「それって、な「俺自分の席に荷物置いてくるね。」…。」 今の絶対意図的に遮ったよな。まぁいっか、そこまで気になるわけでもないし。 俺は再び寝る体制にはいった。
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