春の心臓の続き

新しい帝国主義

ルールや基準を作って公正な競争を促す。そして自分たちはその競争や基準作りを仕切ると言うものだ。ルールが固定してしまうと、後は資本力の差になってくる。(もちろん軍事力も含めている。）軍と金を持ってる国が固定したルール内では必ず勝者になる。プロスポーツを見ていると言いたいことはわかるだろう。オーナーが金持ちで権力者があれば優秀なGMを雇いそのGMがチームを作っていけばやがてそのチームは強くなる。チームを強くするための障害をオーナーの権力で排除していくのも結構大切な肝心なところだ。米国はそれを今世界中に押し広めようとしている。以前はかなり強引だったようだが最近はかなり上手くなっている。ある意味空気を読めるようになったと言って良いだろう。以前は大義名分さえあればすぐにでも自国の利益のために兵を派遣していた。しかし最近は関係各国のコンセンサスが出来上がってからその影響力を発揮するように作戦を変えている。対ロシア対中共には特にそのように振る舞っている。