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今日も会社でストレスが溜まりました
今日は 待つ方にしようと思います
僕は 平日の帰宅時 週に3日ほど
僕の 本来降りる駅より前に
ある駅で降ります
今日は 定時だったので待つ日です
1時間ほど過ぎた頃
目的の人物が 改札口から見えてきました
彼です
相変わらず 眠そうです
余程 疲れているのか足元がおぼつかないです
僕は 読んでいた小説をしまい
電車に乗り込む 彼の姿を目で追います
彼が 電車に乗ったのを確認し 彼の車両に
他の乗客に紛れながら乗り込みます
彼は 僕を知りません
僕の事に 気づきません
こんなに近くにいるのに
帰りの電車も 朝同様 満員です
僕は 彼の後ろ姿を眺めながら
自分の股間を触ります
彼の後頭部が
剥げた親父の向こう側に見えます
早く 君に触りたい
でも 焦りは禁物です
もうじき 次の停車駅に着きます
その停車駅に着くと
人が一気に移動を開始します
降りる人と 乗る人が非常に多い駅です
そのどさくさに紛れ 彼の近くに移動します
彼は スマホを弄らず
うつらうつらと手すりに掴まっています
僕は 彼の後ろに辿り着くと 彼の足の間に
手のひら側を上にした 人指し指を
ズボン越しにツッ……と撫で上げます
彼は 肩をビクッ!とはねさせ
周りをキョロキョロします
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