眠り続けていた過去

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今が今と知った時、今は過去に変わる。 時間は光の速さで進んでいき、もう戻ることはない。 大切なものなんて気付けば手元からさらさらとこぼれ落ちて、 どんなに力強く掴んでいても、 隙間から流れていく。 手を開いてみても、そこには跡形も無くて 虚しさと、切なさだけが、ただそこに在る。
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