18歳の私へ

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ピロリーン。 携帯にメールが届いた。 その時はまさに、大学の受験に合格して、12月にある高校のテストに向けて必死に勉強をしている時だった。 キリの良いところまで終わらせると、少し休憩とマグカップを片手にココアを入れる。 きっと同じクラスの子からだろう。 そんなことを考えながら携帯を開く。 しかし予想に反して知らないアドレス。 件名には“18歳の私へ”と書かれている。 何だか小説に出てきそうな展開にワクワクする。 私はそのメールを開いた。
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