0人が本棚に入れています
本棚に追加
ピロリーン。
携帯にメールが届いた。
その時はまさに、大学の受験に合格して、12月にある高校のテストに向けて必死に勉強をしている時だった。
キリの良いところまで終わらせると、少し休憩とマグカップを片手にココアを入れる。
きっと同じクラスの子からだろう。
そんなことを考えながら携帯を開く。
しかし予想に反して知らないアドレス。
件名には“18歳の私へ”と書かれている。
何だか小説に出てきそうな展開にワクワクする。
私はそのメールを開いた。
最初のコメントを投稿しよう!