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息も出来ない。
このまま死んでしまうのだろうか。
そう思った次の瞬間、現実に引き戻されるような、とてつもない痛みが僕を襲った。
「あ、…あ、あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!!!!!!!!!!!!!」
陸海君……(いや、もう、そんな親しく呼ばなくてもいいのかもしれない……)近藤陸海が、動いたのだ。
「センパイ!どーしよ!!超気持ちい!」
「あ"、いっ!」
リアクションが、オーバーと言われるかもしれないが、僕は、凄く痛がっている。
声を聞けば分かるほどなのに、近藤陸海は、そんなものは聞こえていないかのように、動き続けている。
「センパイは?気持ちい?」
「は、、、っ!あ、あっ…ひぅ!」
「あ、ここがいいの?さっきのとこ?」
そう言って、そのいい場所とやらを、あれの先っぽで、クリクリしてくる。
その度に、腰が跳ね、体が痺れるような感覚になる。
「うぁっ!や、やだ、そこ……やめ…あぁぁぁ!!!」
「センパイ…素直になんなよ。気持ちいんでしょ?」
「やっ!違う……気持ちくなんか…なっ!あ、あっ!や、ダメ…そこやぁぁ!!」
何が合ったのか、僕にもよく分からなかったが、『気持ちくなんかない。』そう言おうとした瞬間、近藤陸海は、僕の胸の突起を思いっきりつまみ上げ、しかも、すごい勢いで、突き上げた。
「センパイ…俺さ、素直な子が好きなんだ。だから、センパイが素直な子になるまで、待とうと思うんだ」
お前の好みなんか知るか。
心ではそう叫んでいても、声には出ない。
しかし、身体は、それに反応するかのように、小刻みに震えている。
「な、何、する、の……?」
真面目に聞いてしまった。
((ニコッ「お仕置きかな?」
そう言うと、近くの棚の引き出しを開け、中からなにかを取り出した。
それを見た瞬間、僕は、固まった。
「じゃじゃーん!ローター!!」
「ろ、ろーたー?」
「そう!知らない?な訳ないよね♪」
知らない訳じゃないが、本物を見るのは初めてだ。
しかし、そのローターをどうする気か。
「このローターを……センパイの中にもいれて、何日か放置しまーす!」
「?!?!?!なっ!」
「はーい。じゃ、早速いれるよー」
「え、ちょっ!まっ!っ!あっ!」
「えーと?センパイのいいところは……ここだっけ?」
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