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そう言うと、グリッ!と音がしそうなぐらいの勢いで、押し付けてきた。
「あ、あぁぁぁ!!!うぁっ!あ、あ…や、やめ、…」
「やめるわけないじゃん?」
よく見れば、ローターは、三つある。
三つとも、中にも入れるのだろうか?
それとも、違う場所に…?
そう思うと、背中がブルッと震えた。
「ひぅ!や、あ……あ、あぁ!!」
二つ目のローターは、僕の胸の突起につけるものだった。
「もう一個いくよー」
三つ目のローターは、反対側の突起につけられた。
「あ、…あぁぁ!!ふっ、や、ぅん……ぁ!」
「センパイ、もう一回聞くよ?気持ちいい?」
「よくなっ!あっ!よくないぃぃ!!!!んっ」
「……そう…」
近藤陸海は、小さく呟くと、何処かに歩いていく。
どこにいくのかと思っていると、何かの扉の前で止まった。
「センパイ、ここ、地下室って言ったよね?だから、この扉を閉めれば、センパイは閉じ込められる。つまり、放置されるんだよ?」
「ゾクゾクしちゃうね」
何が?何がゾクゾクするの?
こんな酷いことをしておいて、まだ、笑ってられるか。
「あ、ちなみに、この扉、内側からは決して開かないし、防音だから、いくら喚いても、外には聞こえないから」
「じゃーね…」
それだけ言って、出ていってしまった。
「…ふっ、…ヒック,う"ー…ズビッ…あっ、んぁっ!」
あ、ヤバい…
出そう…
「…っ!ビクッぅあ…あっ、ビクビク アッ!…ビクン! あぁぁぁぁ!!!!!!」
「あ、……ぅあ…くっ、」
ハァハァと、肩を大きく上下させ、イッたあとも、体の痙攣は止まらなかった。
自分でするときは、イったら終わり。
それ以上の刺激は与えない。
そういう感じだった。
しかし、今は、自分じゃどうしようもない。
取れないのだ。
「…っ、はっ、誰か……助けて…ヒック,っ、助けてよぉ……ヒック,」
このとき、僕は、思考がまわらなかったから気付かなかった。
自分の手で…縛られていないその手でとればいいということを……
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