始まりは唐突に…

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「あ、もうこんな時間ッスか!」 「え?」 見ると、もう三十分もの時間、立ち話をしていたらしい。 「それじゃ、俺は、この辺で、失礼しまーす!」 「あ、うん、また明日ね」 「…おやすみなさい!((ニコッ」 そう言うと、ドアを閉め、僕は、一人になった。 「はぁ…なんか疲れた。早くお風呂入って寝よう…」 このとき、僕は知らなかった。 隣の部屋で、陸海君が、悪い笑みを浮かべ、とんでもないことを考えているなんて…… 「……小鳥遊 由宇夏………((ニヤッ こいつは、どんな顔、声で鳴くのかな……? 楽しみだなぁ…」
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