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そう決めてからわずか数日…
本当に響はその物件に引越をした。
一人暮らしには広い
3LDK。不便な事はエレベーターなしの5階……
それ位だ。
京平と社長は何度も
念を押して帰ったが、
二週間粘れば、この部屋は俺の物になる。
それしか頭になかった。
響
『何も感じない(笑)逆に仕事捗りそうな気分だね…』
そう言うと荷物を片付け始めた。
その時、響の電話がなる。
響
『誰だよ…まだ京平以外教えてないのによ…』
その電話はその京平からだった。
社長からの伝言だと言う。
京平
『条件が二週間住む事と毎日自宅電話から社長か俺に電話をする事だっと…住んでる証明って所だろな!まっ!健闘を祈るよ』
そう言うと切れた。
まぁ~確かに住む事が条件だからな…確認もいるって訳だ…
響
『了解。了解よっと!』
響は何年振りかの引越で多少浮かれていた。
今日から悪夢の12日を体験するなんて、夢にも思わず……
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