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集まった同僚達に
二週間住めたらただにになる話しや、幽霊が出るらしいと、話をして盛り上がる。
同僚A
『ならみんなで毎日来ますよ(笑)俺も霊感ないっすから』
聖
『でも…本当に大丈夫なの?二週間住めてもそれから出たら?』
響
『恐れをなして逃げてくよ(笑)幽霊の方が』
そんな話をしてあっと言う間に時間は過ぎた。
同僚B
『でも、出ていく位だから相当ヤバイの出るんじゃないすか?気をつけて下さいね…俺は…この部屋…ダメです』
多少霊感があるヤツはそんな言葉を残して、今日はお開きになった。
明け方近く…
酒の力と引越の疲れで
響はウトウトしていた。
遠くから子供が母親を呼ぶ声がする……
響
『まだ4時過ぎだぞ…勘弁してくれよ…』
そう言うと響は枕を頭に被り深い眠りについた………
明け方4時に母親を探す子供………
その時は不思議だと感じなかったが…
後から思うと…
既に響の側で恐怖の12日間が始まっていたのだ……
携帯の着信で目が覚める……
京平
『家にかけても出ないから…寝てたのか?』
響
『あぁ……今何時だ?夕べみんなが引越祝いで集まってドンチャン騒ぎだったよ』
京平
『1日目無事クリアーだな(笑)』
響
『大丈夫だろ…何かあれば電話するさ……また寝るよ』
電話を切る……
気にしすぎなんだよな…
と、響はまた眠りについた。
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