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古い空気が流れてくるように微かに甘い香りと運命が僕の携帯の着信音を鳴らした。
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人を信じること。人を疑うこと。君の人生は惨めなものであろう…それでもその選択肢を選ぶべきなのかね?人は自由だが不便なものであるのだから、裏切りと嘘に苛まれるべきではない。真実を愛せとは言わないが君の人生を心配する者だ。私は未来の君なのだから…
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悪戯メールであろうか?アドレスは僕のアドレス。未来の君?つまり僕から過去の僕へのメール?不思議と腹はたたなかったし、不思議と信じられた。僕が僕であるために犠牲にするのは僕自身なのだから…
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