指示待ち

第1章

現実にどう影響するかって言うと、僕と２人の友達がどこかに遊びに行って、面白そうな場所を見つけて中に入ろうとする。

でも、面白そうな場所を囲んでいる鉄格子状の塀に、「ここで遊んではいけません」の看板が付けられていた時。

僕はお爺ちゃんに教えられた通り、看板を見て中に入るのを止める。

友達の１人Ａ君はスマホを見て、半年後のメールを確認、中に入って大怪我した事を知り入るのを止めた。

同じくＢ君はメールからの情報で、中で遊んだのが両親にバレぶん殴られた事を知り、中に入るのを止める。

こんな感じでみんな失敗しないように、半年後の自分の指示で行動しているんだ。

学校に向かう下り坂の真ん中あたりに来ると、５階建ての学校が見えてくる。