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タイトル:-数年後の自分から-
本文
注意:このメールは、未来から過去の自分へと送るモノである。
やぁ、過去の自分
今、未来では結構金はかかるが、一人一回だけ色々とオプションを付けて過去にメールが送れる様になった。
文字数制限とかは、送りたい過去によって変動するらしいけど
その時代なら、ちょっと長くても大丈夫だろうと思う。
まぁ、何時に送るかの設定を曖昧に設定したからもしかしたら送られないかもしれないけど…
きっと、送っても送らなくても変わらないだろうから許して
さて、自分への説明と謝罪はこの程度にして…
このメールに付けたオプションは、タイムマシン機能を付けておいた。
我ながら色々と頑張ったんだぞ?
過去へ行けば、容姿も何もかも過去へと戻る。
未来へ行けば、容姿も何もかも未来へと行ける。
この機能を使うかどうかは、自分次第だ。
もし、今の生活に不満があるならやり直せばいい
もし、今を生きるのがイヤになったのならこちらへ来ればいい
自分の事は、自分が良く分かってる。
でも、'もし'と思ったことが何度もあるのも確かだ。
だから、タイムマシンを使うかは自分に任せるとしよう。
あぁ、なんで大金叩いてまでこんなメールを送る気になったかなんだけど
小さい時に、タイムカプセルに入れた手紙を読んだからだ。
どうせこのメールを見てる時には、すっかり忘れてるだろう。
なんせ、このメールを送る数日前に同級生から渡された手紙だからな!
内容が気になるだろう?
我ながら、シンプルな内容に感動したよ。
今度、その目で確かめて見ると良い。
さてと、あんまり長いと読むことすらしなさそうだから
この程度にしておくよ
アレをしとけ!これをしとけ!宝くじの番号!とか色々書いときたいけど
いつの自分が読むか分からないからやめておこう
読み返したら長くなってたけど
過去の自分よ、お前より過去のお前は楽しかったらしいぞ
-オプションでタイムマシンがついています-
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