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むかーしむかーし
あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へせんたくに行きました。
おばあさんが川でじゃぶじゃぶせんたくをしていると、
川の上流から大きな桃が、どんぶらこ、どんぶらこと流れてきました。
「デカ、きもっ」
と、言いつつもおばあさんはそれを拾い、左手に洗濯物を、右の掌で巨大桃を担ぎ、村一番の競歩と呼ばれたそのスピードで帰って行きます。背筋ピーンです。某天使の羽もビックリの。
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