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「うわ…怖いけど。しかも、アタシ?」
「15年後の私からとかあり得ないんだけど。」
「なりすまし詐欺じゃないの?」
「それにしても、タチ悪くない?△△って名前、私の彼氏だし。○○はアンタの名前じゃん。」
「そんなんシカトシカト!どうせ、嫉妬した女だろ。」
「…ま。そうだよねー!」
一度は怖がったもの、友人の笑いでアホらしくなって私も笑いながらも、そのラインを削除した。
しかし…その日の境に、毎日必ず一通は同じ内容のラインが来た。
流石に、気味悪くなった私はスマホを機種変更した。
その同時に、15年後の私からのラインはピタリと来なくなった。
一方、その友人は…。
「ホラ。やっぱ、嫉妬した女だったんじゃない?」
…と、言われた。
私は安心して、いつもの日常を送った。
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