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※※※
あれから15年が経った。
気味の悪いラインが来なくなってからは、最初は気になりつつも、いつしか私は存在を忘れた。
そして、別れろと言われた彼と結婚をして、二人の子供を授かった。
子育てに追われながらも、幸せな日々を毎日送っていた…のに。
「アナタ…何してんのよ。」
「××!?なん…いや。コレはその…。」
「酷い…私を裏切ったのね?」
その日。
私は、実家に用事があって一泊する事になった。
しかし、急遽キャンセルになって帰ったのはいい…が。
彼は浮気をしていたのだ。
しかも、その相手は私の友人。
その光景を見た私は、カッとなって頭に血が上った。
私は気づいたら彼と友人の二人を殺していた。
真っ赤に染まった手を見た私は…。
「ぁ…ぁ…。」
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