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「な、名乗ってくださいまず。僕は見ず知らずの人を部屋に上げるなどと言う自殺行為はしません!」
「なに?俺様を知らないのか?この学園の会長の石垣 塔也(いしがき とうや)だぞ?」
かかかかかかかかいちょ!?
なんで会長が僕の部屋に!?!?僕悪いことしたかな?いやしてない!絶対してない。
「ごめんなさいなにか悪いことしたなら許していただきたいです…」
「大丈夫だ、お前に用事があるだけだ。さっさと開けろ」
うっ、こわい…
そうは思いつつ相手の声がとても苛立っているので恐る恐る開けた。
「あの…どうぞ汚い所ですが…」
「噂に聞くとおり本当に地味な奴だな…邪魔をする
」
噂になってるの?僕。悪目立ちだな…なるべく目立ちたくないのに…。
それにしても会長の顔、初めてちゃんと見たけどすっごい綺麗な顔してるなぁ。羨ましい。
「なんだ、人の顔を見て。俺様に見惚れてる暇があったらさっさと茶でも出せ」
前言撤回、この人ナルシストだ。失礼な奴だ。
まぁなんだかんだでお茶用意するんだけどね?怖いから。
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