第1章

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暴れるバッファローズは、ただ自分に攻撃するモンスターに向かって突進を繰り返す。 「あぶっ!」 遂にドッペルを捉えたと思ったが角がドッペルに掠っただけだった。 だがそれでもドッペルの右手を暫くの間使えないようにするには十分な攻撃だったと言える。 「マジかよ!」 右手が使えなくなったことに焦りと恐怖を汗を流すドッペルに変わり 「ブッモモモモ――!!!」 勝利の雄叫びを上げながら真っ正面に捉えたドッペルに向かいこの戦いにおける最速とも言えるスピードで向かっていくバッファローズ。 だが この戦いは戦略を練っていたドッペルに勝利の女神が微笑んだ。 バッファローズはドッペルに向かって行ったが草木による隠蔽された落とし穴により落ちて設置されていた鉄剣、木の槍によりその命を断つことになった。 あぶねぇー!!ヤバかった!何だよこのモンスターは中級の中クラスはあったぞ!! つまり先日戦ったシシガメルより上だろう。
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