第1章

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この森の中級モンスター、シシガメルの日常は朝を起きて湖にいる大魚、小魚を喰うことから始まる。 大魚は旨味を含む、マギロ、グンヤ、サウェバ。 小魚は毒素を含む、フゥグ、イソン、キャラゲ を食してからシシガメルの狩りが始まる。 シシガメルは基本雑食だが肉を好み食す傾向がある。おそらく顔が獅子のようだからだろう。 草木は、獲物がいないとき、エネルギー補給し敵を返り討ちにするときのみにしか食すことはない。 シシガメルは、今日もゆったりとした動きで獲物を探す。本来のシシガメルは他のモンスター同様獅子のような動きをして獲物を襲う。 だが例外は存在しこのシシガメルはあえてゆったりと動くことで獲物を誘い込み釣られた獲物がいたら持ち前のスピードを生かし狩るという知恵のある行動をしていた。 だが頭がいいとは言えずただ効率よく獲物が捕らえられたということが分かったためしているだけだ。 ゆったり歩いていると5匹のゴブリンを見つけた。味は普通だが食感がいいため前菜程度には良いため喰らうことにした。 ゴブリン達は、気づいていないためシシガメルは他のシシガメル同様に襲いかかった。 2匹を前足で押さえつけ目の前のゴブリンを噛み殺した。 気づいたゴブリン2匹は逃げるがシシガメルは麻痺性のある毒を吹きかけた。 ゴブリン2匹はお互いに違う方向に行ったが即効性の毒だったらしく直ぐにうごけなくなった。
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