第二章

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俺の膝で眠っている猫を見て顔を輝かせる。 猫好きか。 ゆっくりと近づく琴音。 撫でようと手を伸ばすが、猫が警戒して草むらに逃げ込む。 そりゃそうだ。 俺がどれだけ長い時間をかけたか。 最初は見向きもされなかったのに今や膝に乗ってくる。
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