第二章
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深刻な顔して黙る琴音。 俺自身深い意味はなかったんだけど、そんな顔されると何とも。 ああ、もういいや。 立ちあがって制服に着いた草をはらう。 「帰る」 「え、嘘でしょ。何しに学校来たの」 「猫見に来た」
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