第二章
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レンジがチンと鳴ったと同時に携帯が震えた。 温まったレトルトのカレーを取り出して携帯を見る。 差出人は伊崎琴音。 内容はペンギンの絵文字。 俺は思わず口の中に入っていたカレーを吹き出した。 むせた。 「うぇきったね」
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