遥斗の過去と……気持ちの渦

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〝 ガチャ・・〟 『 遥斗~!お父さんは居るか~?? 』 リビングにお父さんの親友のおじちゃんが入って来た! 『 助けて…『 ん?どうした遥斗? 』お父さんが…… 動かねー 』 俺の尋常じゃない様子に、おじちゃんがソファーに駆け寄る!!! 『 つ!遥斗ー!俺は救急車呼ぶから、お前は親戚に電話しろー!『・・・』シッカリしろ 遥斗――!! 』 おじちゃんも俺も泣きながら電話をかけた…。 その後病院に搬送されたお父さんは、皆に看取られながら天国へと旅立った。 あの時の記憶は今でも鮮明に覚えている…。 まだ未成年な俺は、お父さんのお兄さん夫婦に引き取られた。 この学校に入学するまでの1年半、優しい叔父さん、叔母さんと共に過ごして…笑えるまでに戻れたんだ。 だから、心から感謝している。全寮制の高校に入学したのも、神様のお導きなのかもなっ。 *遥斗の過去end*
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