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あれから数日がたったけど……。
蒼空と竜は、俺の話しを聞いてもビックリするぐらい何にも態度を変えなかった!
更に俺は、甘~い世界に引き込まれそうになっている…。
もうすぐHRの時間だなぁ~。
俺は、寝起きで頭が働かない虚ろな顔で窓の外を見ながら眠りにつきそうになっていた。
『 蒼空~、あの遥斗の顔…エロくねぇ
?♪ 』
『 竜、んな見方したら沈めるぞ! 』
『 ごめん、ごめん(笑)なら、こんな妄想ゴッコくらいやらせてよ♪あの遥斗の顔見ながら、お楽しみタイムスタート♪ 』
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
*竜仁君の妄想*
「 遥斗何で照れてんの? 」
「 だって、蒼空が急に…「 急に何だって?!」ふっ…うん… 」
「 キスされて感じちゃった…?笑 」
「 ちが…んっ……ヤダァ……」
∴∴[[ ゴスッ!! ]]∴∴∴
*竜仁の妄想…強制終了*
カカカカカン♪K.O.!!
『 痛ーーーー( ノД`)!蒼空、んな思いっきり、腹殴る事ないじゃん(泣) 』
『 竜仁、俺で遊ぶなっ!…こっちは、必死で我慢してるんだからよ・・・マジで 』
『 プッ(笑)蒼空が、素直~♪あいつ、カナリ鈍感すぎだからなぁ…もっと強引にすれば~蒼空♪ 』
『『 ??!! 』』
蒼空達の隣の席にいたクラスの奴が、俺が寝てる間に面白れ~事をしてくれたらしい。
『 中島さん……今の竜仁の妄想聞いてたら――『 馬鹿!言うなっ!』ヤバイんですよ俺の―『 だから見て分かるから口にするなって!』バリ勃っす(笑) 』
『『 言いやがった~!!!! 』』
『 落ち着け!とにかくお前は、小川が来る前にトイレに行け!んなの見せたら、あのエロ担任に掘られるって……』
『 竜仁は黙ってろ!つーか、早くトイレに行けっ! 』
『 はい///!! 』
『 ん~??蒼空怒ってるの?』
皆の声で目を覚ました俺は、蒼空に問いかける……。
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