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始めに仕掛けたのは鼻息の荒そうなゴリラ君だった。
中島蒼空に向かって、右手の拳を高く挙げる。
ふわっ。。
その拳を余裕な顔で避ける中島蒼空にゴリラ君はイラッとしたのか、スピードを上げて連続で攻めて行く。
流石に中学の時にケンカしてただけあってゴリラ君もカナリ強い。
でも、どんなに連続で攻めても中島蒼空にかする事が出来ない、、、
(( スゲー!!!))
回りのヤンキー達が次第に盛り上がりをみせて、歓声を上げながら2人の喧嘩を見ていた。
俺は、どんどん震えが激しくなって目頭に熱い物が込み上げてくるのが分かった。
〝ガタン、、〟
突然何かがぶつかる音がしたと思ったら、中島蒼空が後ろまで移動させていた机にぶつかった拍子で俺の目の前に倒れこんで来た!!!
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