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体育館に入ると、大勢のヤンキー・・・いや!生徒達が集まっていた。
何とか入学式が終わり、やっと高校生活がスタートかぁって少しだけシンミリしていたら、、、
〝キ~ン%#*・・・〟
今度は何だぁ????
耳いて~(涙)
突然マイクの壊れた様な音が鳴り!
それと同時に、アホベジがステージ場に現れた…。
「ゴホン。お前ら入学おめでとう♪入学式も終わったから、今からの説明をする!」
各クラスでしないのかよとか、もう、突っ込む元気も無くなって来たよね~。
「この学校は、全寮制なのは皆知ってるだろうが。基本的に、部屋割りは俺達が勝手に決める事になってる。ただ、例外なのが各クラスのアタマだけは相部屋の相手を決めて良い決まりだ!そこで、今からアタマになった奴ステージに上がって相部屋の相手を発表して貰う。以上!」
だ~か~ら~、アホベジ、以上じゃね~だろうよ!!
まぁ、アタマの相部屋なんて平凡君の俺には無縁の話しだから関係ね~けど。
ゾロゾロゾロ…アタマになった奴等がステージの上に集まって行った。
やっぱり、その中でも中島蒼空はオーラが違う。
身長も高くて、モデル体型、でもって顔が腹が立つ程のイケメン…。
「蒼空~♪イケメ~ン♪」
竹田竜仁が、茶化しながら手を振っている。
それを見て、冷ややかな顔で睨み付けつけている表情は…関係の無い俺までも凍りつかせるから恐い。
「揃ったな!んじゃ、1 - A から順番に相部屋の相手を言っていけ!」
アホベジからマイクを渡され、順番に発表していく。
そんな中、中島蒼空は仲の良い竹田竜仁を選ぶだろうと俺は勝手に予想していた。
まさか・・・
数分後、、、あんな事が起きるとも知らずに。
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