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うっ・・・
結局2人と一緒に寮へと向かっている。
竹田竜仁が1人話してるけど、俺と中島蒼空は口を開いていない。
「なぁ、子猫ちゃん」
そんな風に竹田竜仁から話しかけられ、イラッとした俺は・・・
「ちゃんと名前あるんだから、その呼び方止めて欲しい!」
い、言えた~!恐いなとは思いながらも、どうしても呼び名を変えたかった。
「悪い!悪い!子猫ちゃんがそんな嫌だったんだぁ?なら遥斗で良い?俺の事は、竜仁でも竜でも好きに呼んで♪」
そう本人が言って来たから、、
「なら、竜って呼ぶわ!」
以外に話せば悪い奴じゃね~かもな。
ただ、中島蒼空はどうかなぁ・・?
「蒼空も、遥斗って呼ばないとダメだぜ!子猫ちゃんは嫌だって言ってんだから」
ナイス♪
自分から言えねーし助かるな~。
「分かった・・。遥斗、俺の事は蒼空って呼べ」
おっ、良いんだぁ。でも‥ポツリと蒼空って呼べなんて、上から目線で話してきたな(笑)
相づちもうたねー蒼空だけど、聞いてない様で、ちゃんと話しを聞いてるんだ。
「うん。蒼空って呼ぶ」
「ふっ、、」
「は?何で笑うかなぁ?」
「別に、、」
ぐっっ、会話が続かね~。これから、同じ部屋で生活するんだったら楽しくやりて~のに。
蒼空相手だと、俺めげそう(涙)
とりあえずシレ~っと自己紹介
も出来たし、ひとまず第1ステージを突破はしたな。
「あ!あれじゃね~?!寮!」
学校から徒歩10分の所にある新しい俺の城、竜が指を指した先に学校の寮があった!
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