700人が本棚に入れています
本棚に追加
/261ページ
〝 カチッ 〟
タバコに火をつけて、、フゥ~・・・
白い煙を吐き出しながら、俺さっきから、らしくねーよな…ポツリと独り言を言う。
あ!灰皿、段ボールの中から出すの忘れてた、、んな事を考えてたら、ベランダに置かれた灰皿に気づく。
この学校変だなっ(笑)とか苦笑してると。。
『あーーー!!!!』
うるせーなぁ。チラッと横目で部屋を見ると、遥斗が俺を見ながら叫んでいやがる。
俺はタバコを消して、何も見てねーふりをして部屋へと戻った。
遥斗は戻った俺に
『蒼空~!タバコは体に良くないよ』
女子みたいな事言ってくるから、、
お前は吸わないのか?って
聞き返した。
『吸わねーし!』
ふ~ん、真面目だな・・・でも、こいつがタバコを吸ってる姿って何か分かんねーけど嫌だわ、、そう思った俺は。
『お前は吸うなよ!』
んな事を遥斗に言う。別に意味はねーけど、吸って欲しくねー。
まだ1人でわぁわぁ言ってる遥斗が面白くて、ガキとか言って、からかいたくなった。
あいつは、頬っぺたをプゥ~とかしてるし(笑)
〝 ふぁあ~ 〟背伸びをしながらアクビをして遥斗は俺に背中を向けてベッドに横になった。
やっぱりガキみて~(笑)
少し経って〝 スー、スー 〟規則正しい寝息が聞こえて来た。
俺は、遥斗を起こさない様に荷物の整理を終わらせ私服に着替えベッドに横になる。
それから、いつの間にか俺も眠りについてしまった・・。
★蒼空side★end★
最初のコメントを投稿しよう!