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ん?!蒼空が固まってる……。
〝 カンナ 〟って誰なんだろう??
『 竜、カンナって誰なの? 』
気になったから、俺は聞いてみた。
ニヤ~と笑った竜は、、
『 俺の彼女♪ 』ウインクしながら教えてくれた。
へ~、可愛い名前の彼女だなぁ。
竜くらいのイケメンだし、名前だけじゃなく本人もきっと素敵なんだろう。
〝 チッ 〟蒼空が舌打ちをする。
さっきから様子が変なんだよなぁ。
はっ?!もしかして、竜の彼女の事を蒼空も実は好きとか……。
妙に名前を聞いてから様子がおかしい蒼空を見ながら、俺は想像力を働かせていた。
俺を見た蒼空が
『 お前、変な想像してんじゃねーだろうなぁ?! 』
とか言うから…。ドキッ//
『 ぷっ、、遥斗が何考えてるか知らね~けど。カンナは蒼空の1つ上の姉貴だぜ♪ 』
『 ふぇっっ! 』
想像と違ってはいたけど、これもこれで強烈な事実だったから……俺は間抜けな声が出る。
『 チッ、やっぱり変な想像してただろう?!遥斗~!! 』
蒼空が低い声で言ってくる……。
こえー……泣きそうだし……。
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