寮生活をスタート★

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俺の気持ちとは逆に、鳴り止まない心臓の音を隠しながら…俺達は部屋から出た。 〝 うっっ 〟 通路には、ヤンキー・・・ヤンキー・・ 本当に、この学校にはヤンキーしかいねーのかよ……。 『 ってか、食堂って何処だ?! 』 竜が良い事に気づいた(笑) 確かに!さっきの冊子に地図が載ってたけど、覚えてない。 『 冊子を確認する? 』 俺が2人に聞くと、、 『『 めんどくせー!誰かに聞く! 』』 また2人が綺麗にハモる。 誰かに聞く!って誰にだよ?! とりあえず、竜が近くのヤンキーに声をかけに行った。 見た目から怖そうな奴だなぁ…。 普通に食堂の場所知ってる?とか聞いてる竜は凄い。 話しが終わったのか、竜が戻って来た。 『 食堂と大浴場は、1階の奥にあるんだって~♪ 』 『 竜、聞いてくれて、ありがとう 』 俺は普通に、竜へお礼を伝えた。 『 遥斗~♪可愛い奴だなぁ♪ 』 ガバッ!突然、竜が俺に抱きついた。 く、くるしい……。 『 バカ竜、行くぞ! 』 蒼空の低い声が聞こえた。竜は、そんな蒼空をニヤニヤしながら見ている。 それから、ソッと俺から離れた。
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