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俺達は、さっき上って来た螺旋階段を下りる。1階の奥…3階から遠いな。
食堂も大浴場も、、、
1階に到着すると、フリースペースにはさっき話したメガネの先輩が居た。
向こうも俺達に気付き、こちらへ向かって歩いて来る。
『『『 チーーっす 』』』
俺達は先輩に挨拶をした!
『 君達、部屋の片付けは終わったのかな? 』
先輩が優しく話しかけてくれる。
さっきのお礼も言いたかった俺は、頑張って話しかけた。
『 はい!片付け終わりました。先輩、さっきは、ありがとうございました。俺、三浦遥斗です。宜しくお願いします 』
俺が言い終わった直後、
『 俺は、竹田竜仁で、こいつが1-Eのアタマになった中島蒼空です。先輩、ヨロシク♪ 』
竜らしい自己紹介をした。
『 ふふっ。こちらこそ、ヨロシク♪私は3-Aのアタマをさせて貰ってる、橘聖だよ 』
えっ?!3-Aのアタマしちゃってんの?この先輩……。
優しい雰囲気で大人な感じ、銀髪にメガネをかけてるのに。
メガネだから、真面目って訳じゃねーけど。俺の中では、先輩がケンカしてるイメージが思い付かない。
『 3年のアタマしてんだぁ~♪ 』
竜が呑気に呟いちゃってるし。
蒼空は、特に興味のなさそうな表情してんなぁ…。
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