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ザワ、ザワ、ザワ………。
『 ダリーー。この数はないわ… 』
蒼空の顔つきが曇る。
確かに食堂の中には、沢山のヤンキー達が集まっているのが見えた。
食堂の入り口にあった掲示板を見ると、献立表が貼ってある。
この学校の食堂は、給食みてーに、その日に決まったメニューしか出ない仕組みみたいだ。
『 俺が席確保しとくから、2人で俺の飯も貰って来て~♪ 』
竜がナイス提案をしてくれる!
俺1人で待つのは……正直ムリだもんな。
『 おう!竜、席の確保頼むなっ 』
そう頼んで、蒼空と2人ご飯を貰いに行く。
食堂のおばちゃん達の前には、列を作る事をしないヤンキー達が…。
あの中に行かないと、ご飯にありつけない。
ゴクッ…思わず唾を飲み込む…。
〝 チラッ 〟隣の蒼空は、イケメンな顔で何とも格好いい…Σじゃなくて、、平然としている。
俺を守ってやるからって言われたた言葉を思い出してボーッと歩いていた・・・
〝 ドスッ 〟イッタ~;;;
俺は何かにぶつかってしまった。
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