寮生活をスタート★

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ぶつかってしまった肩を擦りながら、回りを見回してみる。 『 君、僕にぶつかっといてシカト?! 』 ん?声がした方へ目をやると…。 『 あっ、可愛い♪ 』 そこには、小さくて黒髪ピンクメッシュの男の子が立っていた! 『 可愛いって僕の事?君、ケンカ売ってる?! 』 可愛い見た目からからは信じられない言葉を言うと、俺を睨んで来た。 『 ぶつかってしまって、ごめんなさい…… 』 俺はビビりながら、素直に謝った。 『 ふんっ。謝ったから許してあげる!君、見ない顔だけど何年生なの? 』 『 今日入学した1年の三浦遥斗です 』 可愛い男の子が、何年生か分からないので敬語で自己紹介。 『 1年のハルちゃんかぁ♪僕は、2-Eのアタマをしてる…山下翔貴!ヨロシク♪ 』 〝 はぁあ~???? 〟 んな可愛いのにアタマ?!嘘だろ?! 『 な~に、翔貴だけ抜け駆けしてんの?俺も交ぜてよ~♪ 』 ん?!急に色気を無駄に放出してる奴が乱入してきたし~;; 『 抜け駆けがけって何だし!新1年生に自己紹介してたんだよっ 』 翔先輩プゥ~ってして可愛い♪ んな事考えてた俺に、色気ムンムン君が話しかけて来た。 『 俺は2-Bのアタマやってる、神矢晃♪君、可愛いね~♪寂しくなったら、いつでも俺の部屋においで♪いっぱい可愛いがってやるから♪ 』 金髪のロン毛で、片方の頬っぺたにだけエクボがある晃先輩……あんた、何て自己紹介してんだっ。 竜ばりに酷い;;そして、色気のある晃先輩が言うと、無駄にエロい…。 そして、俺は男だし可愛いくねーー! 『 俺は1-E の三浦遥斗です。それから、可愛いくはありません… 』 テンションが最大限に堕ちた、俺からの自己紹介(笑)
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