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〝 ゴホンッ 〟わざとらしい咳をして疑問に思っていた事を口にする。
『 蒼空、何で相部屋の相手を親友の竜じゃなくて…俺にしたの?』
〝 ぶふっっ 〟何故か竜が味噌汁吹き出してるけど…軽く流す(笑)
『 あぁ、何となく…遥斗が良かったから…。遥斗は嫌だったか? 』
蒼空が素直に話してくれたのに、驚いてしまった…。
本当は、聞いても無視されるかなぁって考えてたし。
〝 う~ん 〟蒼空の質問…嫌だったか?と聞かれ。始めは確かに嫌だったんだよなぁ~;;
でも、今は別に嫌ではないと思う。
よし!おれも素直に話す!
『 正直始めは嫌だった!だってクラスのアタマってだけで、マジ怖かったし…。部屋で話しかけても、蒼空あんまり返事してくれないし…俺寂しかったもん。でも、今は相部屋に選ばれたのは嫌じゃないよ 』
俺の話しを聞いた蒼空が…
『 俺、コミュニケーションが得意じゃねーから。寂しい思いをさせてわるかった…。これからは返事する様に頑張る…でも、竜みたいには話せねーけど。遥斗が嫌じゃないなら安心した。 』
蒼空の言葉が真っ直ぐで、俺の心臓が再び早くなる//
イケメン……ずるい。
『 あの~♪ラブラブ中に悪いんだけど(笑)俺の事も忘れないでね♪ 』
『 チッ 』
『 蒼空~、舌打ちはねーだろう(笑) 』
竜の会話は、毎回突っ込み所が満載すぎ!
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