寮生活をスタート★

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ソファーへとダイブして、明日の準備を終わらせて…と、、、 蒼空おせーなぁ……〝 ポフッ 〟またソファーにゴロゴロ**ふぁあ~…。 昼寝したのに、初めてだらけの1日で疲れちゃったなぁ。 遠くなる意識の中で、風呂で見た物を思い出していた…。体を洗いながら、ふと鏡の自分の首に何かを見つけ――!///。風呂の前に押し倒された時に蒼空が言っていたプレゼント!の言葉が頭に甦る…。 赤紫色した、蒼空からのプレゼント、それは…〝キスマーク 〟だった。 ソファーに横になったまま、そっと自分の指で首元を撫でながら、蒼空の温もりを思い出し頬が熱くなる――― 。この感情が何かを分からない俺は、そのまま、重くなって来た瞼を閉じた。 〝 パタンッ 〟 少し立って蒼空は部屋へと戻って来たんだろうけど、夢の世界の俺はスヤスヤ・・ソファーで寝息を立てている。 蒼空はそんな俺の横に座り込み、髪を撫でながら『 可愛い奴―― 』寝てる俺に聞こえない声で…ソッと囁く。 そのまま、ゆっくりと抱き抱えて俺をベッドへと運び寝かせた。自分のベッドへ戻る前に〝 チュッ 〟『 おやすみ、遥斗―― 』額にキスを残して……。
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