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気付いたら胸の中の靄が晴れて行く――。
部屋へと戻り、遥斗にちょっかいを出す竜仁にイライラして追い返す…。あいつ――、もしかしたら俺の気持ちに気付いてるのかもしれねー。
親友なだけあって、勘がイイなっ……。
竜仁にバレたとしても気にはならね~けど。
ただ、俺の今の状況を、カンナと2人で楽しむんだろうと考えたら〝 ゾワッ 〟ある意味こえぇ…―――……。
にしても、男だからって…遥斗は無防備すぎる。
ンッ?遥斗から竜仁を何で怒ったか聞かれた・・・。鈍感すぎるというか純粋なのか。わざと、男を意識させる様な言葉で遥斗を突っ込む!
何を言っても伝わらない……可愛いくせに危機感がないから、、危なっかしいんだよ。俺はそんな遥斗を独占したくて堪らなくなった――――。
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