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ルキマ「その回答だと現段階で警戒心しか生まないですが?」
ラル「わかってるわ。だから補足、貴方達に害することではないと言っておくわ。信用するかどうかは貴方次第だけど」
ルキマ「ならば信用も信頼もしません。それが私のためであり、貴方のためでもあるので」
・・・ん?ルキマ自身のためだと言うのはわかる。が、ラルのため?
ルキマ「上がないより下が無い方が上げられるでしょう?」
クロ「なるほどな。上がることのないものを上げようとするほど無駄なことはないってか」
ラル「・・・ふふっ、なんだかんだ優しいのね」
ルキマ「最大限の譲歩、と言っていただきたいですね」
クロ「ただいま」
レオナ「おかえりなさい。今日はどうだった?」
家に帰ってきた俺を迎えたのは、いまや俺の妻となったレオナ。
そんなレオナに俺はこう言った。
「若さと青春に満ち溢れてたよ・・・」
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