第1章~SADS ~

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薄暗い路地裏から聞こえる聞きなれない音が響いた。 グチャッ…ギチャッ……ピキァッ… 「タ…リナイ…… カ………ナ…シイ…… ……クル……シ…イ… グヤ……ジイ……… ニグイ………… ニグイニグイニグイニグイニグイニグイニグイニグイニグイ!!!!!!!!!!!」 何の音なのか分からず、音のする方へ引き寄せられるように近付いた。 すると目を塞ぎたくなるような光景が広がっていた。 「ひっ!!!」 ガチャン…!!!! 思わず持っていたライトを落としてしまった。 「ダレダ!!!」 ソレは見付けた人間に近づき長い舌を這わせた。 「ひっ……う…あ…あっ……!!!!!」 「うわぁぁああぁぁああああぁ……!!!!!!」
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