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薄暗い路地裏から聞こえる聞きなれない音が響いた。
グチャッ…ギチャッ……ピキァッ…
「タ…リナイ……
カ………ナ…シイ……
……クル……シ…イ…
グヤ……ジイ………
ニグイ…………
ニグイニグイニグイニグイニグイニグイニグイニグイニグイ!!!!!!!!!!!」
何の音なのか分からず、音のする方へ引き寄せられるように近付いた。
すると目を塞ぎたくなるような光景が広がっていた。
「ひっ!!!」
ガチャン…!!!!
思わず持っていたライトを落としてしまった。
「ダレダ!!!」
ソレは見付けた人間に近づき長い舌を這わせた。
「ひっ……う…あ…あっ……!!!!!」
「うわぁぁああぁぁああああぁ……!!!!!!」
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