第2章~妖魔~

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『さて!ここからは俺達の班の力のみせどころだ。気を引き締めて調査に当たろう。』 ヒロの言葉にみんなが頷く。 『それから……自分の身をみんな大事にしてくれ。』 そう言ってシュンをチラリとみる。 『分かってるよ。さ、俺達も此処にずっといても仕方ない。調査を始めよう。』 シュンはタブレットを閉じると席を立つ。 『おい、セラ。行くぞ。』 そんなシュンの行動をボッーと眺めてしまっていた私にイツキが声を掛ける。 「あ、うん。ごめん、行こう。」 急いでタブレットを閉じ、みんなの後に続いて部屋から出ていった。
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