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「ちょっと結梨!足をどけて!逃げれないじゃないか!」
「」
もう結梨の声などわからないほど魔法陣は迫っている。だが僕の上にあるこの足を見ればなにを言いたいかはわかる。こいつは意地でも離さないつもりだ。
「くそ、くらえ!」
「」
乗っている足に踏まれていない足で蹴る。結梨は体がダランとはなったがもう半分以上は飲み込まれている。
「よし、これで逃げれr、$?$#6×」
僕は走るために体を起こした。だがそれがまずかった。結梨の体を半分以上飲み込んでいるのに起きあがった。その拍子に僕は頭を魔法陣に突っ込んでしまった。
「°+<2+92○々+6^\=<^〆 」
魔法陣が消え、その場がガランとする。
こうして蓮と結梨は魔法陣に飲まれ、異世界へ送られたのだった_______。
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