今日もまた冒険がはじまる

2/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
 今まさに、この場所で、一つの冒険が終わろうとしている。ただ気づけないだけだ。  僕らは、小さな冒険も大きな冒険もとっくに体験している。ただ実感がないだけだ。  この世に生まれた瞬間、僕らは等しく冒険者になっている。ただ覚えがないだけだ。  静寂の中、部屋の柱時計が午前零時を指す。  今日もまた冒険がはじまる。  未知なる明日を目指す冒険が!
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!