96人が本棚に入れています
本棚に追加
その日の夜、本当に夜遅くに電話が鳴った。
僕は眠くて、お母さんの驚く声を聞いてはいたけど、睡魔に負けてそのまま眠りについた事を覚えている。
~翌朝~
「おはよ~う」
まだ眠い目を擦りながら、居間のドアを開けて言った。
しかし、返事がない。
「あれ?お母さん?」
いつもなら、朝御飯をテーブルに運び、僕を笑顔で向かえてくれるはずのお母さんの姿がそこにはなかった。
昨日の夜の電話と何か関係があるのだろうか?
最初のコメントを投稿しよう!