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「って訳なんだけど…」
「へえ、すごいね?もちろん美桜ちゃんの話信じるに決まってるよ!」
「さ、沢田くん!」
な、なんていい人なんだ!一歩間違えたら完璧変人扱いされてもいいはずなのに……危うく心を持っていかれそうになった!
イケメンってアブナイ…
「で、その内容っていうのがこれなんだけど…」
まさか本当に茶髪イケメンに告白されるとは思わなかった。
と、一言書かれた手紙を二人に見えるようにすると二人は「え、これって…」とアイコンタクトし始めた。
そこでなにが繋がっているのかわからないけど、
そういうのは腐女子のおーちゃんの前でしてあげて欲しいな、喜ぶから!
しばらくするとアイコンタクトを外し、今まで言葉を発してなかった豪原くんがおそるおそる言った。
「まさか……告白ってなにってところから分からないのか?」
「豪原くんは私をなんだと思ってるのかな?」
あれか?
告白?それってなあに?
あ、わかった!私に秘密にしてた事を話してくれるのかな~
なんてそんなメルヘン脳してるとでも?
思わずジト目で豪原くんを見ると気まずそうに「すまん」と言われた。
メルヘン脳と思われてたのかよ!
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