怖いもんや

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暖簾の向こう側を二人して見る。 なんだこりゃ!? おおよそそんなスペースがないだろうということは入った感じでわかるのだか、奥行きが半端なくあるように思うのだ。 琴音は変にテンションの高い店主に警戒している。 ノブはそれを見て、女は好奇心ってもんがないのかよと思う。 怖いもん屋。 二人は全くそのキーワードに反応していないが、この店はどんな店なんだ。
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