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いつもの通り、げぇむが始まる。
しかし、このげぇむはいつもと違う恐ろしいげぇむだった。
「はぁい、皆さぁん♪今回のげぇむは『おにごっこ』よぉん♪」
「おにごっこ…?」
「おにごっこってあのおにごっこよね?」
皆がヒソヒソと話し始めた。
「んもぅ!うるさいわね!今回のげぇむは個魔も強制参加よぉん!」
「…なぁ、不壊」
「なんだい、ニイちゃん?」
「お前も参加するんだな…」
「そうだな…全くねいどは何を考えているんだ…」
その場にいた三志郎と三志郎の個魔、不壊。
そして、周りには大勢のぷれい屋とその個魔。
ねいどは一体何を考えているのか…
「あ、言い忘れたけどぉ~…ぷれい屋と個魔は別々に行動よぉん♪」
「はぁ!?」
三志郎は叫んだ。
「なによぉん?」
「べ、別々に行動って…」
「大丈夫よぉん♪対撃なんてしないから♪ただの『おにごっこ』だもの♪」
あひゃひゃと笑いながらねいどは言った。
「ただの…怪しいな」
「不満かしらん、不壊?」
「別に…ただくだらねぇと思っただけだぜ?」
「全くぅ♪不壊は相変わらずねぇ…あ、皆各々別々に行動だからぁ…一人じゃ寂しいでしょ?だからぁ…ケータイを皆に持たせるわぁん♪」
「ケータイ?」
「そぉよん♪あ、誰が鬼かはそのケータイに知らせるから♪名前だけね♪」
「お、おぅ…」
「鬼に捕まったら死んじゃうから、捕まらないように気を付けてねぇん♪」
「え…?」
「じゃあ、始めぇ♪」
そしてねいどは消え、ぷれい屋と個魔は別々になった。
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